UiPath Friends Festival 2020のユーザー ライトニングトーク ③介護障害福祉の請求作業を自動化してみた

1. 介護障害福祉の請求作業を
自動化してみた
2020/10/17
UiPath Friends Festival 2020

2. 自己紹介
福村 浩治（ふくむら こうじ）
介護福祉エンジニア
ICT、IoTで介護をよくしたい！
はてなブログ「介護×IoT」
http://ayanokouji777.hatenablog.com/
スマート介護士
福祉住環境コーディネーター
医療情報技師
IoT検定 プロフェッショナル・コーディネータ
LINE BOOT AWARD2018ファミリー賞受賞
Alexaスキルアワード2018子育て支援賞受賞

3. 介護の請求の流れ
「ニップクケアサービス株式会社」 HPより引用。
https://www.nippku.com/rakusuke/kaigoseikyu-flow/

4. 請求のスケジュール
「LITALICO発達ナビ」HPより引用。
https://h-navi-biz.jp/management/914

5. 報酬請求
ひと月分のサービス提供実績を翌月の10日までに
国保連（保険者）に請求しなくてはいけない！
制度が複雑化の一途をたどり、もはや請求ソフトがないと請求
業務は不可能なレベル。
「日経メディカル」記事より引用。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202010/567430.html

6. 請求ソフト
LITALICO発達ナビ NDソフトウェア

7. 請求ソフトを改善すべき？
入力が負担となっているので、
請求ソフトはもっと効率的に
入力出来るように改善すべき！
改正対応だけで精いっぱい。。。
とくにローカルルールは対応できない。

8. 請求にはローカルルールが多い
市区町村レベルの助成制度や特定の帳票の提出必須などが
あります。
「ニッセイ基礎研究所」記事より引用。
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=61301?pno=2&site=nli

9. そもそも介護・障害福祉には
人も金も不足している
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihos
houtantou/0000175117.pdf
令和2年（2020年）6月時点
一般職業の平均有効求人倍
率は0.97倍
「介護サービスの職業」の有
効求人倍率は4.04倍

10. 無茶なミッション
請求業務を効率化しないと、職員が疲弊している。
あの職員に辞められると、他に誰も請求業務できない。
ITでどうにかしてくれ。
でも、お金は無いよ！

11. RPAをリサーチ
RPAを最近よく見るし、なんとかは出来るはず。
でも、お金が。。。
各RPAを見ても、体験版や評価版はあるけど。。。

12. UiPath Community Editionがあった！

13. 現状の構成
手書きの実績表をテキスト化は将来
的にOCRか入力自体をシステム化予
定。
請求ソフトはWebシステムで処理が遅
いため、エクセルを手入力してても、
RPA導入したほうが早い！

14. まとめ
● 介護、障害福祉領域のICT化は必須
● 現場は手書きや転記の雨あられとなっている
● ソフト会社の対応を待ってるだけでは改善しない
● RPAは簡単な内容なら非エンジニアでも使える
● UiPathのコミュニティエディションは無償 神！！！
● まずはUiPathやってみよう

15. 介護・障害福祉にもUiPathを活用しよう！
ご清聴ありがとうございました！