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まとめと次のステップ
須藤功平
株式会社クリアコード
実践リーダブルコード
2015-03-06
まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7
講座の目的
自分の開発チームに✓
リーダブルなコードが
当たり前な文化の作り方を
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持ち帰る✓
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文化の作り方の流れ(1)
リーダブルコードの必要性を
チームで共有
改良・修正が多いなら必要✓
継続的に改良・修正したいか✓
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「読む人」が
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→読む人が違うのでチーム毎に違う✓
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文化の作り方の流れ(3)
基準の育て方
各メンバーがコードを読む✓
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チームとしてリーダブルかを判断✓
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基準の育て方(1)
コードを読む文化を作る
まず自分が読み始める✓
リーダブルなコードを探す✓
見つけたリーダブルなコードを
他のメンバーに伝える(後述)
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今日やったのはここまで
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基準の育て方(2)
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コード全体ではなく差分を読む✓
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読むコストが下がる✓
流し読む(負担が多いと続かない)✓
問題探し視点では読まない✓
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  • 3. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 文化の作り方の流れ(1) リーダブルコードの必要性を チームで共有 改良・修正が多いなら必要✓ 継続的に改良・修正したいか✓ チームとして改良・修正したいか✓ ✓
  • 4. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 文化の作り方の流れ(2) チームでのリーダブルの基準を 育てる 「読む人」が 読みやすいなら リーダブル ✓ 「読む人」が変われば基準が変わる✓ →読む人が違うのでチーム毎に違う✓ ✓
  • 5. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 文化の作り方の流れ(3) 基準の育て方 各メンバーがコードを読む✓ リーダブルだと思ったコードを共有✓ チームとしてリーダブルかを判断✓ →チームの基準に加わる✓ ✓
  • 6. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 基準の育て方(1) コードを読む文化を作る まず自分が読み始める✓ リーダブルなコードを探す✓ 見つけたリーダブルなコードを 他のメンバーに伝える(後述) ✓ →コードが読まれるという自覚が チームに浸透 ✓ ✓ 今日やったのはここまで
  • 7. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 基準の育て方(2) 次のステップ コミットを読む コード全体ではなく差分を読む✓ 設計の仕方ではなく 開発の仕方が見える ✓ リーダブルなコードを 見つけるには適切 ✓ ✓
  • 8. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 基準の育て方(3) コミットの読み方 pull型よりpush型がよい (Git用のオススメツールあり:git-utils) ✓ 読むコストが下がる✓ 流し読む(負担が多いと続かない)✓ 問題探し視点では読まない✓ ✓
  • 9. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 基準の育て方(4) リーダブルコードの伝え方 Wikiに書く(全チームで有効)✓ コードで伝える(上級チーム向け)✓ ✓
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  • 16. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 おしらせ(1) WEB+DB PRESS Vol.86に寄稿 よいコード・よいコミットについて✓ 2015-4-24発売予定✓ http://www.amazon.co.jp/ dp/4774172480 ✓ ✓
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  • 18. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 トラブルシューティング 1人で始めたまま なかなかチームに広げられない 実績を元に リーダーや○○長に協力依頼 実績例:リーダブル基準集✓ 前述の支援サービスを使う✓ →組織として本気で取り組むぞ! というメッセージになる ✓ ✓
  • 19. まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.1.7 クリアコード クリアなコードが大切 クリア == clear == 意図が明確✓ クリアなコードはリーダブルコード✓ ✓ みなさんのチームが リーダブルコードが当たり前な チームになることを応援します!