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20210728 meetup(volumes) share
- 2. 2 目次 1. Volumesとは ・Volumesの作成方法 2. 利用方法 ・iSCSIで接続して利用 ・仮想マシンに直接接続して利用（AHVのみ） 3. Volumesの利用シーンとメリット 4. まとめ
- 3. 3 Volumesとは
- 5. 5 Nutanix Volumesには2つの利用方法があります。 一つはゲストOSからiSCSIで接続し利用する方法。 もう一つは仮想マシンにSCSI直結でVolumesをマウント利用する 2通りの方法が存在し、それぞれで利用手順とメリットが異なります。 Volumesとは Guest OS Initiator node node node HyperVisor CVM Guest OS Initiator Cluster iSCSI Data Service IP node HyperVisor（AHV） VM CVM Guest OS Initiator node node
- 8. 8 一つ目の利用方法はVolumesをiSCSIターゲットとして指定し、ゲストOSに認識させる方法です。 接続先のクライアントはiSCSI Data Service IPというIPアドレスに対して接続を行います。 iSCSIターゲットを指定して利用 外部物理サーバ Initiator node node node HyperVisor CVM Guest OS Initiator Cluster iSCSI Data Service IP
- 9. 9 一つ目の利用方法はVolumesをiSCSIターゲットとして指定し、ゲストOSに認識させる 方法です。この機能を利用するにはクラスターにiSCSI Data Service IPを設定する必要 があります。 また、作成したVolumesにゲストOSのiSCSIイニシエーターを登録する必要があります。 iSCSIターゲットを指定して利用 クラスターごとに設定 Volumesに設定 ゲストOSの イニシエーター名を登録
- 10. 10 ゲストOS側ではコントロールパネルからiSCSIイニシエーターを表示し、クラスター に設定したiSCSI Data Service IPに接続することで、ディスクの一覧が見えてきます。 iSCSIターゲットを指定して利用
- 12. 12 ２つ目の方法はSCSI直結で仮想マシンへ直接Volumesを割り当てる方法です。 この方法では、仮想マシンがイニシエーターの役割を担うため、iSCSI Data Service IP やイニシエーターの登録は必要ありません。 ただし、ハイパーバイザーはAHVを利用している必要があります。 仮想マシンに直接接続して利用（AHVのみ） node HyperVisor（AHV） VM CVM Guest OS Initiator node node
- 15. 15 Volumesは複数の仮想ディスクを束ねて作成することが可能です。 通常仮想マシンに割り当てられた仮想ディスクのI/Oは、仮想マシンが存在するノー ド上のCVMのみで処理が行われますが、Volumesを利用することで複数のCVMで分散 してI/Oの処理を実施することができます。 Volumesのメリット node VM node node 仮想ディスク 500GB CVM CVM node VM node node Volumes 100GB*5=500GB CVM CVM CVM CVM
- 16. 16 Volumesを利用するための２つのパターンを紹介しましたが、どちらを使えば良いの か、それぞれのメリットから考えてみます。 どちらを使えばよいのか？ 物理サーバ Initiator node node node HyperVisor CVM Guest OS Initiator Cluster iSCSI Data Service IP node HyperVisor（AHV） VM CVM Guest OS Initiator node node
- 18. 18 仮想マシンにSCSI直結してVolumesを提供するため、iSCSIイニシエーター登録などの 作業が不要になり作業工数を軽減できます。 また、iSCSI Data Service IPを利用しないため、DRサイトにて起動する際もネットワー ク情報の変化を気にする必要はありません。 仮想マシンに直接接続して利用するメリット node node node HyperVisor CVM Guest OS Initiator iSCSI Data Service IP 192.168.1.100 Cluster (192.168.1.1) node node node HyperVisor CVM iSCSI Data Service IP 172.16.1.100 Cluster (172.16.1.1) メインサイト DRサイト ？ Guest OS Initiator VolumesをiSCSIで利用 VolumesをSCSI直結で利用 node HyperVisor（AHV） VM CVM Guest OS Initiator node node Cluster (172.16.1.1) Volumesを利用する上で、ネッ トワークに依存する要素がな い DRサイト
- 19. 19 AOS 5.20（正確には5.18）から仮想マシンにSCSI直結したVolumesにてWSFC(MSFC)の 構成がサポートされました。 以前はSCSI3によるWSFCの制御がうまく動作しない事象がありましたが、現在は 問題なくVolumesのSCSI直結によるWSFCを構成することができます。 AOS 5.20からのWSFCに対応 VM Guest OS Initiator VM Guest OS Initiator Active Standby
- 20. 20 まとめ
- 22. 22 おまけ