3. Copyright 2020 IGUAZU Corporation
▶ WebSphere Application Server (WAS)には2種類のランタイ
ムがあります。そのうち Traditional ランタイムとは?
• WAS で行っていた従来の運用を継続したいお客様向きです。
• Liberty で対応していない API を使用するアプリケーション向け。
(JAX-RPC, Entity Bean, Common J など)
➢ Java EE 7 / Java 8 対応を実装した現行の実装 (Ver 9) が
最後のバージョンとなります。
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社会の変化に素早く対応するために見直してみませんか?
4. Copyright 2020 IGUAZU Corporation
▶ WAS V8.5 (2012年6月) から提供開始されたランタイム
• メモリ消費が少なく、高速起動なため、需要に応じて変化する
環境に最適
• 構成及びデプロイ作業がシンプルで、クラウドでの使用、コン
テナ環境などにも最適
➢ 新しい機能を今後も取り込んで進化を続けます。
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Liberty ランタイム
詳しくは弊社Partner
Value Network にて
「 WAS Liberty 」で
検索していただけます
5. Copyright 2020 IGUAZU Corporation
➢ 診断ツール Transformation Advisor で Java EE アプリケーショ
ンをLiberty へ移行する際の課題を調査できます。
✓ プログラムロジック、使用するライブラリ、フレームワーク、ミドル
ウェアなどによる難易度をレポートします。
✓ 90日間試用版を Windows 10, MacOS または Linux 上にインストール
してお試しできます。(筆者は Windows 10 にインストール )
✓ 手順:
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SS5Q6W/gettingStart
ed/deployTALocal.html
✓ Docker for Windows インストール時に参考にしたページ:
https://futureys.tokyo/how-can-i-check-system-requirements-for-docker-
desktop/
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でも、Liberty ランタイムへ移行するのって大変そう。。。
6. Copyright 2020 IGUAZU Corporation 5
Docker for Windows 環境の準備
左の注:試してみたところ、Hyper-V が無効でも WSL (Linux 用 Windows サブシステ
ム)が有効であれば Docker for Windows 使用できました。
右の注:WSL を有効にすると、Docker for Windows の Shared Drives (共有ドライブ)
の設定は不要になるため、表示されなくなります。
代わりに、WSL2 ベースのエンジン使用はチェック必須になります。
15. Copyright 2020 IGUAZU Corporation
▶ WAS の Traditional ランタイムは、現行の実装 (Ver 9) が最後の
バージョンとなります。
▶ Liberty ランタイムは、新しい機能を今後も取り込んで進化を続け
ます。
▶ 診断ツール Transformation Advisor でLiberty ランタイムへ移行
する際の課題を調査できます。
➢ Cloud Pak 上の Liberty への移行や、安価な Liberty Core へ移
行可能かどうかも判定できます。
▶ サーバー定義ファイルも生成可能
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まとめ
16. Copyright 2020 IGUAZU Corporation
将来的なモダナイゼーションの第一歩としてもいかがでしょう
Traditional WAS
サービス、
データを API 公開
外部 API の活用
“API エコノミー”
マイクロサービス
Public Hybrid Private
モノリシック クラウド対応
コンテナ化
Liberty
Liberty